2020/04/20
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ジュエリーは掌に乗る小さな趣味の世界 ジュエリーデザイナー【菅沼知行】
4月の催し【菅沼知行ジュエリー展】を開催中
和光本通店
日時 4月17日(金)~ 23日(木)
11時~18時30分
目次
『プロローグ』
菅沼知行先生は,
鎌倉に生まれ、洋画を学び、モダンアート協会展で最年少入選されました。
その後、彫金を学んだ後にジュエリーデザインの世界に・・・。
ジュエリーデザイナー協会会長を経て、現在は、ご自身が主催される鎌倉のアトリエジュピクで、
若者の技術指導等、育成に力を注いでいらっしゃいます。
【ジュエリーデザイナー菅沼知行】のコレクションの特徴は、カラーストーンの美しさです。
この鮮やかなブルーのペンダントは、今回、多くの作品の中で個人的に心を惹かれたペンダントです。
何とも言えない透明感のあるペンダントです。
が、こればかりは見たままをお伝えする事が難しいので、
是非、店内でご覧になって頂きたいと思っています。
また、カラーストーンの美しさに加えて、
四つのシリーズ構成で成り立つ作品も、ご紹介させていただきます。
『鞠』シリーズ
この『鞠シリーズ』は、日本の『てんてん手毬』からヒントを得た作品です。
日本の絹で作った絹織物の風合いがあり、実際に糸のような細い線を作り、
寄せて作っていきます。
佐賀錦の様…と支持される作品で, 鋭く輝く繊細な美しさが魅力です。
『繭』シリーズ
『繭シリーズ』は、先生がシルク美術館に出かけられた折に,
様々な蚕の繭に興味を持たれたのがきっかけで作られた作品です。
艶消しの地金作りの基本、たがねを使って金属を削る手法をあえて
削らず足していく手法で作成。
微細な線を網目状に重ねてあります。厚みを均等にするのがポイントだそうです。
1953年創業、販売実績30万人。広島を代表するジュエリーブランド「WAKO」。
【本通店】広島市中区本通5-10/082-247-2211
【アクアセンター店】広島市中区基町6-27 アクア広島センター街4F/082-225-3215
『ラプソディー』シリーズ
『ラプソディーシリーズ』は、岩肌に水滴が流れ、弾ける様子を表現した作品です。
自然の躍動感と落ち着きが共存するデザインで、
これからもますます変化し、進化していくシリーズです。
『和紙』シリーズ
『和紙シリーズ』は、彫金の技術を生かし丸めた紙で、伸ばしたような質感を表現した、
先生の代表作品です。
そして『発明する』という事においては、
ブローチとペンダントが兼用できるブローチピン(留め金具)を発明(特許第3541036号)し、
特許製品『ロンドピン』と命名し、発売されています。
『ロンド』Rondo は音楽用語で、主題と副題が組み合わさる輪舞曲に因んで命名したそうです。
菅沼先生のジュエリーの中で言うと、主題がペンダント、副題がブローチと言うことでしょうか・・・。
店内にて、心穏やかに、ゆったりとした時間をお過ごしください。
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この記事のライター
WAKO HONDORI