2022/01/24
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塩島敏彦展 T Shiojima Collection
アンティークの技法を今に… 世界唯一と称される宝飾作家
塩島敏彦展を本通店にて開催しております。
目次
開催日時
只今開催中 1月21日(金)~25日(火)
AM10:30~PM7:30
日本で唯一の象嵌作家であり、父でもある塩島東峰の下で修業し象嵌技術習得後、
アンティークジュエリーの文献で見たアンティークピクェを探しに1983年、渡英。
1985年、ヨーロッパで途絶えた幻の宝飾品「ピクェ」の技法を100年ぶりに復活させる。
その後、「アイボリーカービング」「パート・ド・ヴェール」「ミニアチュール」などの技法にも挑戦し、
常に素材、デザイン、技術のバランスのとれた宝飾品の制作に現在も力を注いでいます。
1988年には日本象牙工芸展において東京都知事賞を受賞。
塩島先生の作品をご紹介します。
pique【ピクウェ】
Pique(ピクウェ)とは、基本的には、ベッコウ、象牙、真珠母貝などの有機素材の表面に、金、銀、まれには真珠貝など
から作られたデザイン模様を、一種の象眼状に連続して押し込み、その連鎖模様を楽しむ技法を言います。
IVORY CARVING【アイボリーカーヴィング】
アイボリーカーヴィングとは象牙彫刻です。
アイボリーカーヴィングの宝飾家は、アンティークジュエリーの世界で見ることができますが、現在制作している作家は塩島先生以外にほとんどいません。
1953年創業、販売実績30万人。広島を代表するジュエリーブランド「WAKO」。
【本通店】広島市中区本通5-10/082-247-2211
【アクアセンター店】広島市中区基町6-27 アクア広島センター街4F/082-225-3215
PATE de VERRE【パート・ド・ヴェール】
パート・ド・ヴェールは紀元前16世紀頃にメソポタミアで考案されたガラス工芸技法です。
パート・ド・ヴェールの技法は、ガラス粉末に糊料を加え練ったものを型に詰め、そのまま窯の中で焼き上げ冷却後仕上げるガラス成型法のことです。
細かい部分にも自在に発色させることができるため、極めて表現豊かな作品を作ることができます。
Miniature【ミニアチュール】
銅板や象牙の薄い板に、水彩やエナメルで細密画を描き、水晶を研磨したレンズを使い封印することで拡大してみせるミニアチュール。
象牙の細密彫刻(マイクロカーヴィング)をした花束や、庭などのモチーフを表面に特殊な彩色を施した象牙の薄い板にはります。
その上から磨きだした水晶(レンズ状のもの)をかぶせ、リングやペンダントブローチにしたものです。
その他にもたくさんの作品があります。
塩島敏彦オフィシャルサイト⇩⇩
http://www.toho-pique.com/artist.html
塩島敏彦コレクションをこの機会に是非、お楽しみ下さい。
感染対策を万全にして、皆様のご来店をお待ちしております。
この記事のライター
WAKO HONDORI